7月4、5日に山口県周南市で、中国地区の8高専が集まって、体育大会がありました。 ご存知の方はいまさらですが、高専は高校と短大がつながった5年間の一貫教育です。 なので、1〜3年生は高校の大会(たとえば甲子園予選など)に、4・5年生は一般や大学などの大会に出ることができます。 しかし、1〜5年までの学生で競うことができるのは、この高専大会のみです。 僕は卓球部の顧問をしているので、この2日間は引率で周南に行ってきました。 卓球は徳山高専が強く、昨年も優勝していて、米子高専はいつも準優勝でした。 部員の気合は、「打倒!徳山高専!」、「めざせ!全国大会!」でした。 昨年徳山高専が全国大会で優勝しているため、中国地区からは2位まで全国大会に出ることができましたが、やっぱり全国に行くには「優勝」して、「徳山高専」に勝ってから、といった感じでした。 卓球は2日間の会期中、1日目はダブルスと団体、2日目にシングルスがありました。 まず、ダブルス。 米子の2チームは順当に勝ち上がりましたが、準決勝でBチーム(黒見・瀧)が徳山高専に敗れました。 しかし、その徳山高専を打ち破り、Aチーム(河野・大畑ペア)はいきなり優勝! それもAチームはダブルの試合中、1セットも落とすこともなく、すべてを3−0で勝ちあがりました。 ダブルスの結果は、優勝と3位になりました。 この勢いで団体戦は、リーグを1位で抜けました。 しかし、今一つ調子の出ない徳山高専は、広島商船高専に敗れ、宇部高専にも危うく負けそうになりながらも、2位で決勝トーナメントに出てきました。 決勝トーナメントの1回戦でいきなり、米子高専VS徳山高専となりました。 徳山高専の選手もライバル心むき出しで、応援もすごい状況の中、試合が始まりました。 まずは、シングル1と2です。 ここで、シングル1の河野がダブルスでは勝っていた選手に負けてしまいます。 しかし、シングル2の1年生の河本が勝ち、1vs1に。 次はダブルスです。 優勝した、河野・大畑ペアでしたが、ここにきて本調子の徳山ペアは、午前中のダブルスの雪辱とばかりに力が入っていました。 試合は一進一退で、デュースに次ぐデュースで、選手のみでなく、応援の学生+引率+保護者も力入りまくりでした。 結果、3−2で辛くも勝ち、2vs1になります。 あとは、シングル3と4です。 ダブルスでの勝ちが効き、勢いに乗って一気に勝負が決まり、シングル3、4とも勝ちました。 結果的には、4vs1ですが、ダブルスで負けていたら、流れは徳山であったと思うほど、ダブルスが天王山的な試合だったと思います。 決勝戦は、リーグ戦で徳山高専を破った広島商船高専でした。 ここでも、シングルで1つ落とすものの、勢いに乗って、危なげなくダブルとシングルスをとり、優勝しました。 当然、昨年まで顧問をされていて、いままで学生を引っ張ってきた、先生は学生に囲まれ宙に舞いました。 2日目のシングルスは、みんな順当に勝ち進みますが、 準決勝で、米子同士でぶつかり、また、徳山も同校対決でした。 で、決勝はまたもや、米子vs徳山となり、またもや米子の黒見君が3−1で優勝! これで、ダブルス、シングルス、団体とすべの種目で優勝となりました。 すばらしい、2日間でした。 学生のみんなに感謝でした。 |
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