国立米子工業高等専門学校建築学科 玉井研究室

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zoom RSS 竹筋コンクリートについて(竹の伐採時期と生育年)

<<   作成日時 : 2006/01/05 12:18   >>

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今回は、竹筋の耐久性についてです。

強さなどは、鉄筋に比較して約半分程度ですが、
1935年(昭和10年)から1940年(昭和15年)頃の約5〜10年間で研究開発されてきた竹筋コンクリート造では、長期の耐久性の研究ができていません。
耐久性についての課題が残ったまま、実施されていたと考えられます。

山口市のコンクリート門柱から出てきた丸竹は、50年経過しても青みを失っていなかった。
京都府において粗雑に施工されたコンクリートから出てきた割竹は、20年経過していたが、内部が部分的腐食していたが、外皮は青みがあった。

この記録から、竹筋の外皮部分には耐久性があると、河村氏は考察しています。

また、耐久性に最も影響を与えるのは、竹の伐採時期で、最適な時期は、竹が水分を吸収する時期の9〜11月が適当で、10月が最も良いとしています。
生育年は4〜6年のものが最もよいとされています。

しかし、伐採時期や生育年のよいものであっても、付着力を増すために丸竹に欠き込みを設けたものや、割竹としたものは腐食のおそれがある。
そこで、必ず耐アルカリ性処理をしなければならないとしています。
耐アルカリ材を塗ることによって、耐久性も増し、付着力の確保もするというのが、竹筋コンクリート造の重大なポイントとします。

では、次回はこの耐アルカリ処理について、説明します。

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竹筋コンクリートについて(竹の伐採時期と生育年) 国立米子工業高等専門学校建築学科 玉井研究室/BIGLOBEウェブリブログ
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